バイオ炭クレジットの価格、SDGsへの貢献度で上昇:ヘルシンキ大
- 7月31日
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フィンランドのヘルシンキ大学は2026年6月2日、自主的炭素市場でのバイオ炭クレジットの価格動向に関する研究論文を発表しました。
この研究は、自主的炭素市場を通じたバイオ炭によるCO2除去の規模拡大が、持続可能な開発(SDGs)のコベネフィットをもたらすことができるかどうかを評価したものです。
研究者らは、2024年までの171件の取引データを分析し、SDGs関連の主張(アピール)がバイオ炭の炭素クレジット価格にどのように反映されているかを推定しました。
主な研究結果は以下の2点です。
価格の上昇:SDGs関連のコベネフィットに関する主張が1%増えるごとに、クレジット価格が0.14%上昇する。
経済・社会面の重視:SDGsの三本柱の中でも、経済面・社会面でのメリットに関する主張がより多いクレジットほど価格が高くなる傾向があり、環境面に関する主張がより多いものは価格が低くなる傾向がある。
このように、市場が経済面・社会面での利益の主張に価値を見出していることから、研究者らは、それらが本当に貢献するものであるかを検証し、この新しいCO2除去技術の信頼性を維持するために監査が不可欠であるとしています。
<参照情報> Biochar co-benefits are valued in the voluntary carbon market(ヘルシンキ大学研究ポータル)
Biochar co-benefits are valued in the voluntary carbon market(Nature論文)




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