IBI、東南アジアでパーム由来のバイオマス残渣をバイオ炭に変える取り組みに協働
- 7月29日
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国際バイオ炭イニシアティブ(IBI)は2026年6月2日、インドネシアでパーム油のプランテーション事業を手掛けるTSEグループが、パームのバイオマス残渣をバイオ炭に変えるパイロットプロジェクトについて報告しました。このプロジェクトは、IBIと主にバイオ炭によるカーボンクレジットの認証を行うCarbon Standard International(CSI)の協働のもとで開発され、インドネシアとマレーシアの熱帯プランテーションの条件に合う拡張可能な熱分解システムの評価を目的としています。
このプロジェクトは、オイルパームの空果房(EFB)および廃木(OPT)をはじめとする、両国のプランテーション操業を通して生じるパーム由来のバイオマス残渣の活用を中心に置いています。
TSEによると、この部門で生じるバイオマス残渣は年間1億4,000万トンに上りますが、この新たな手法を用いれば、既存の施設による廃棄物処理のプロセスを通して、年間およそ3,200万トンの二酸化炭素除去を実現できると言います。
TSEは、繊維質で水分量の多い熱帯のバイオマス原料向けに特別に設計した商業規模の熱分解キルンを開発しています。このプロジェクトでは、東南アジア全体でプランテーション規模の展開を目指し、継続運転が可能な熱分解キルンの設計と製造を行います。
さらに同プロジェクトは、高品質のバイオ炭生産と炭素除去会計のために、CSIの産業バイオ炭基準での認証を視野に入れています。
IBIのエグゼクティブディレクターを務めるLuisa Marín氏は「バイオ炭産業は、大きな規模でさらに幅広いバイオマス原料を確実にバイオ炭に変える方法を模索し続けています。IBIは新たなバイオ炭の活用と基準の開発に関して、エビデンスを基盤とする協議と協働学習を支援していきます」と述べています。
<参照情報> TSE to Present Palm Biomass Biochar Pilot at Biochar Summit 2026



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