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米フロリダ大学、廃水とバイオソリッドに残る汚染物質の問題解決にバイオ炭を活用

米フロリダ大学のEarth Systems Institute(仮訳:トンプソン地球システム研究所)は2025年11月17日、処理済みの廃水とバイオソリッドの残留汚染物質の問題への革新的な対策を開発していることについて報告しました。


生物地球化学から経済学まで幅広く学際的なチームBeneficial Reuse of Wastewater and Solids(仮訳:廃水とバイオソリッドの有効再利用)(BREWS)を結成し、汚染物質を除去・分解するための方法を開発すると同時に、廃水とバイオソリッドを再利用するための安全かつ持続可能な方法について研究しています。


研究者は「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASと重金属に対する有望な解決策の一つとして、バイオ炭を挙げています。バイオ炭はこうした汚染物質の緩和に使用できる多孔性の高い物質であり、バイオソリッドと一緒に使用すると、一部のPFASを吸収し、分解できる可能性があります。さらに、バイオ炭が吸収したPFASは数年で分解されることが期待されています。


研究はさらに進められており、バイオ炭には電子伝導性があり、微生物はバイオ炭の表面と細孔に好んでコロニーを形成するため、将来的にPFASの分解が成功する見通しは明るいとされています。廃水の農業利用の観点からは、土壌の健全性と穀物の生産性を高めるために、バイオ炭とコンポストを用いる取り組みが行われています。


<参照記事> Where Does It All Go? UF Scientists Tackle the Hidden Impacts of Wastewater and Biosolids https://www.floridamuseum.ufl.edu/earth-systems/blog/where-does-it-all-go-uf-scientists-tackle-the-hidden-impacts-of-wastewater-and-biosolids/

 
 
 

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