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「炭材の準備から炭出しまで~製炭の実務を体験、炭化の温暖化対策としての可能性を知る3日間コース」の3日目の活動報告

最終日は2日目に作った炭の出来上がりの確認です!

今回は、火を入れてからすぐに思うようには温度が上がらず、時間を通常よりも延ばしての作業となった為、出来上がりがどうなるか心配な点がある製炭となりました。


製炭炉を開けて、出来上がった炭を触ったり、割ってみたりしながら、製炭の具合をみていきます。




製炭されている材と、未製炭の材とを袋を分けて入れていくと、7割以上は製炭がしっかりとされていました!


また、鉄の缶にいれて製炭をした形の面白いお花や草に関しては、植物の形がしっかりと残ったまま炭になっており、見た目に可愛い炭も何個か作ることができました。




今回のように、自分たちで製炭する材料を入れて、火を入れ、出来上がったものまでをみていくことで、材料の含水率による温度の上がり方、材料の組み方で火の通り方が変わること、材料に応じて置く場所を変える必要があることなど、具体的な懸念点や注意点を実感できると、今回改めて参加者と共に体験してみて感じました。


最後は、3日間のセミナーを振り返り、ご自身の関わる地域での導入の可能性や、バイオ炭事業の今後の可能性について等を話し合い、終了しました。

今回参加してくだった3名(初日のみ4名)の皆さんは、それぞれに違う地域での活動を検討されており、地域によって、出てくる材料、炭にした後の使い方は様々です。


地域の困り事となる材料はどのくらいの量ありそうか?

未来炭化ユニットを使い炭化した上で、その炭をどのように自分の地域だと使えるか?

製炭を行うのはどんな人材が適しているか?


今回の3日間で学んだことを踏まえ、また参加者同士でも情報を交換しながら振り返る中で、今後の展開についてそれぞれに検討を深めてくださっているようでした。



未来創造部も製炭の活用の可能性については、まだまだ探りながら事業を進めています。

今後もセミナー等の勉強会を開催し、より多くの方へとバイオ炭の可能性、未来炭化ユニットについても広めていければと思います!


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