米気候テックとTDバンク、炭素除去でカナダの山火事対策を推進
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炭素除去のスタートアップ米Charmは2026年1月20日、カナダ大手金融機関トロント・ドミニオン銀行(TDバンク)と、2029年から10年間にわたり44,000トン分のカーボンクレジットを供給する長期オフテイク契約を締結したことを発表しました。この契約によりCharmは、アメリカでの事業拡大に加えて、カナダでの新たな展開を加速させることになります。
カナダの森林や農地には、枯れ木や下草、山火事の原因となる可燃物などが大量に存在しており、2023年には1,850万ヘクタールが焼失するなど、山火事のリスクが深刻化しています。同社はこうした植物残渣を、燃やすことなく自社のモジュール型熱分解装置でバイオオイルやバイオ炭に変換することで、1台あたり年間77トン分のPM2.5の排出を回避できるとしています。
TDバンクは、Charmのカーボンクレジットで自社の排出を相殺し、自社および顧客の気候対策を前に進めるとしています。カナダの農家は、コスト増と収益圧迫に直面する中、廃棄されがちな植物残渣をCharmのプロセスを活用することで、新たな収入源を得られる可能性があります。同社は今回の契約により、山火事問題への対応だけでなく、地域経済や生態系にも利益をもたらす気候インパクトを実現できるとしています。
<参照情報>
Why TD Bank Is Buying CDR From Charm, and What It Means for Canada https://charmindustrial.com/blog/td-bank-buying-cdr-from-charm-canada




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