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施用から2年半後も効果が持続、バイオ炭が示す収量向上


インドの気候テック企業MASH Makes社は2025年7月、インド各地で実施してきたバイオ炭の農地試験について、2025年前半の成果を報告しました。


マハーラーシュトラ州内では、アンバジョガイ地域の大規模試験で、5シーズン前に施用したバイオ炭が依然として収量増加に寄与していることが確認され、ヒヨコマメの収量が23%増加し、保水性や微生物活性の改善も見られたとしています。


ビード地域ではヒヨコマメ14%、コムギ7%、タマネギ23%の増収が報告され、プネ地域のブドウ畑では灌漑量の減少と水保持力の向上が見られました。干ばつが発生しやすく水管理が課題となっている地域において、これらは歓迎すべき結果であるとしています。


さらにカルナータカ州のコーヒー農園では枝葉の発達が良好であったなどの報告もありました。


2025年後期も引き続き、モンスーン期を活用して綿花や大豆、サトウキビ、トマトなどで新たな試験を行う予定としています。


<参照情報>

MASH Makes' field trials show biochar's long-term impact on crop performance

 
 
 

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