フロリダ州初の移動式バイオ炭製造施設稼働開始
- nakamorimasashige

- 9月25日
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フロリダ州の非営利団体「Biotech Applied Research」は、州初となる移動式バイオ炭製造施設「Tigercat 6040 Carbonizer」の稼働を開始したことを発表しました。同団体は、病害やハリケーン、都市開発などで州内のオレンジ生産が過去20年で93%減少したことを背景に、廃木材から土壌改良に役立つバイオ炭を製造したとしています。
この施設は、1時間に15トンの木材を処理し、通常の野焼きでは約11トンのCO₂が放出されるところ、炭化でこれを防ぐとしています。1日20トンの生産を目指し、バイオ炭を土壌に固定することで、土壌の微生物活性を高め、作物の成長と収量増に寄与します。園芸店でもバイオ炭の販売を行ったり、地元の学校とも連携しCO₂の吸収量の測定も進めているとしています。




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