スエズグループ、カナダ最大の産業規模のバイオ炭工場Carbonityを開設:土壌再生と炭素隔離の具体的な解決策に
- nakamorimasashige

- 9月17日
- 読了時間: 1分
フランスの水・廃棄物処理の大手であるスエズグループは、カナダの2社(脱炭素に関する世界水準の解決策を提供するAirex Energyとケベック州の林業で中心的役割を担うGroupe Rémabec)との共同事業で、カナダ初の産業規模のバイオ炭工場 Carbonityを開設したことを発表しました。
年間1万トンの生産量からスタートし、2026年末までにはその3倍の量を生産する予定で、北米最大規模となります。フル稼働時で、年間7万5,000CO2換算トンの炭素を隔離できる見込みがあることから、この生産によるカーボンクレジットが販売され、2024年には、マイクロソフト社がCarbonityの最初の3年の稼働による3万6,000トンのカーボンクレジットの購入を決定しました。
<参照情報>
Inauguration of Carbonity, Canada's largest industrial-scale biochar plant: a concrete solution for soil regeneration and carbon sequestration




コメント