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淡路市、地域資源×バイオ炭×クレジットでカーボンニュートラル実現を

Image by まぽ

住信SBIネット銀行と子会社のテミクス・グリーンは2024年3月7日、ほくだん、シン・エナジー、マプリィとの協業によるバイオ炭に関する実証事業を開始したことを発表しました。バイオ炭の製造から利用、カーボン創出・販売まで一貫して取り組むものです。


本実証事業では、3つの項目について取り組みが展開されます。


  1. 竹・剪定枝等のバイオ炭製造事業の検討

  2. バイオ炭のJ-クレジット制度活用による、農業分野における脱炭素の推進

  3. 地域資源の活用、地域課題解決、資源化コストの域内循環


今回、放置竹林や剪定枝の炭化による地域内資源循環スキーム構築に係る実証実験を開始することについて、淡路市と合意したことも合わせて発表されています。ほくだんは、淡路市の地域新電力としての役割を担っており、シン・エナジーはその事業をサポートしています。


住信SBIネット銀行とテミクス・グリーンは、効率の良い土壌改良と大気中CO2削減の実現に取り組みます。マプリィのドローンおよび衛星とその技術を活用してバイオ炭の農地散布量を計測し、土壌分析を行うことで、土壌改善に必要なバイオ炭散布量を算出することができます。散布量を定めたら、自動走行の電動クローラーを用いてバイオ炭を自動散布します。


本事業を通じ、淡路市における「2050年カーボンニュートラル」の実現に貢献し、先行事例として各地域での課題解決につなげることを目指しています。


<参照情報>

(1) プレスリリース

地域資源×バイオ炭×クレジット 実証事業を淡路市にて開始

(2) プレスリリース

淡路市地域新電力事業連携に関する協定を締結しました

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